スマセレクトを通じてMVNOを契約したというお話

先日モバレコにて、「スマセレクトを通じてMVNO(格安SIM)と契約すればZTE Blade V6が無料になる」というキャンペーンを発見した。諸事情あってスマートフォンとデータ通信回線を増やそうとしていたこともあり、渡りに船とばかりにこのキャンペーンに応募したのである。
※1:レビューを書く必要はある
※2:先着10名限定であり、最後の1台だった

スマセレクトのサイトそのものは、最初にスマートフォンの機種を選択してからMVNOを選択するという構成になっており、2007年になしえなかった "回線と端末の分離" がやっと始まりだしたということを感じさせるサイトのつくりとなっている。しかしながら一部キャンペーンで特別割引となる機種については、キャンペーン適用後の値段のみが大々的に表示されており、携帯電話業界の悪しき習慣を受け継いでしまっているのだなあ、と若干悲しくなってしまった。

商品ページはスマセレクト独自に構築されたものであり、その機種の魅力を適切に要約したものとなっている。しかしながらスペックのタブにおけるCPUの欄における書式が不統一であったり、キャリアの欄がドコモ向けと思われるGALAXY S5であってもSIMフリーとあったりするなど、機種ごとの発売元からの情報をそのまま転記していることが疑われる構成で若干残念に感じた。

実際の申し込み画面に飛んでみると各種個人情報を入力することを要求される。スマセレクトは各種MVNOの比較だけでなく代理店営業もしているためクレジットカードの情報を入力させるフォームも現れうる。しかしながら今回申し込んだ楽天モバイルはスマセレクトからの申し込みが不可能であり、スマセレクトより送られてくるメールから契約者が直接楽天モバイルに申し込む必要があった。このような事態を考えると、機種の選定時にはクレジットカードの所持の有無だけを問いかけ、クレジットカード情報そのものは別にフォームを設けて後から送信させるという構成が妥当なのではないかと考える。ちなみにU-mobileであれば、申し込みフォームにクレジットカード情報や住所などを書き込み、契約の意思を電話で確認しただけで契約が完了するらしい。格安SIMSIMフリースマートフォンについて調べるのが億劫であったり、調べてもあまりよくわからないという人には便利であろうが....

ちなみにこの記事を書いている時点で楽天からSIMが届いているらしく、追っていろいろと試してみたいと思う。
何せMVNEが変わった新生・楽天モバイルはそれなりに速くなっているそうだから